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看護豆知識

問題解決型思考になる関連図とは?看護師になるまでにマスターしよう!

問題解決型思考になる関連図とは?看護師になるまでにマスターしよう!

看護学生が書く関連図は難解でごちゃごちゃしていて解りにくいなと、我ながら振り返ってもそのように覚えています。

何よりも患者さまのためあれもしてあげたい、これもしてあげたいなど、さまざまなプランをねじ込んだものです!

関連図はシンプルな思考がわかりやすい!

関連図は思考の図式化を行うためのツールだと私は思います。

よくにた物にマインドマップや、相関図、家系図などがありますが、相関図、家系図に対してマインドマップや関連図は思考に対して図式化されたものといえます。

特に関連図は単語同士の単純な関係性を示すのではなく、プロセス、行った看護・治療行為、病態、心理状態、数値的なデータ、問題点などそこに記載すべき内容は多岐に渡ります。

それゆえに難解な関連図を作りがちなのです。

私も看護学生当時は不慣れな関連図を難解なパズルのように仕立て上げたものです。

関連図とは単語である一つ一つの概念を矢印と線で結ぶ図式ですが、そこには作成する人それぞれ個々のロジカルシンキング(論理的思考)の現れとなります。

思考がまとまっていなければ関連図は難解になるばかりか、書けないということにもなります。

先ずは対象に対する情報収集と病態や、社会的背景、家族背景なども含めた学習が必要なのです。

基礎的な情報収集や知識を持った上で行う関連図としての図式化はシンプルなもので作成したいものです。

見えないものを見る関連図

関連図は見えない物を図式化することで形にすることが可能です。

病態や社会的背景などは目に見えるものと見えないものがあります。

体の中だけで生じている病態や心の悩み、不安など見えないものをどうとらえるたかを他者に説明するのにも図式化が大切なのです。

問題をグループで共有するのも関連図のメリットです。

関連図は問題点の把握と問題点の解決に向かうためが大前提になるべきツールであり、思考の現れであり思考の助けともなります。

何故思考の助けとなるかというと、思考は頭の中だけで完結するには貧弱だからです。

思考は紙である図式によって鍛練され徐々に問題点解決に向いたものへとなっていくからです。

図式化することは問題解決型思考のための訓練でもあり、いつでも利用できる便利なお助けツールにもなります。

関連図とロジカルシンキング

関連図にて導き出した解決策は看護実践として実際にケアに反映させる必要があります。

看護はチームで行いますから個々の考えやケアプランは公開する必要があります。

何故そのケアが必要なのか、何が問題点となっていてそのケアを行うことが有効だという根拠は何なのかを、論理的に説明するベースが関連図であり、もしくは関連図のように概念を解りやすく理解した論理的思考の説明が看護の場では必要とされます。

それは患者へのケアの説明、社会復帰の目標設定や共有するための関わりなどあらゆる場面にて必要なのが関連図にて学ぶロジカルシンキングです。

冒頭にて関連図はシンプルな方が良いと書きましたが、関連図を難しく難解にしてしまう原因はなんでしょうか?

一つは知識不足です。

情報収集自体が不足しており、患者の背景がいま1つ掴めていないなどです。

これは患者との関係性がまだ浅い、情報収集自体が困難、家族など回りの情報提供者がいない、意識障害があり口頭確認が出来ないなどによることもあります。

あるいは病態に対する知識学習不足です。

こちらは再学習することで早期に解決しましょう。

不確かな知識で書きかけた関連図は迷路のようなものとなります。

2つは関連図の使い分けが出来ていない場合もなかなか難解複雑な関連図になります。

3つに分類される関連図

関連図は大きく3つの関連図に分類されます。

  • それは次の3つの関連図です。
  • 全体関連図
  • 部分関連図
  • 病態関連図

大まかには患者の取り巻く社会的背景や、家族背景、心理、病歴、家族歴、喫煙や飲酒のエピソード、キャラクター要素、成育過程、今後予想される事態、退院後の生活、社会資源についてなどを全体関連図にまとめます。

病態関連図はまさに病態が引き起こしている、受傷又は罹患した経緯、予想される事態、検査データ、心理状態、活動制限など、急性期においては比較的重要視される場面です。

部分関連図は複雑になりそうな内容の濃い部分であったり、焦点をあてクローズアップしたい重要なところを別途記載し図式化したい場面などです。全体関連図の一部分あるいは病態関連図の一部分など、部分関連図を使う場面は書き手次第となります。

このように一枚の関連図では複雑化してしまいそうな内容は分けて考えることで、シンプルな図式を作成出来ます。

1人として同じ患者はいませんから関連図も何に重点を置くかで使い分けるべきでしょう。

最後になりますが、おさらいします。

関連図は問題点の把握と問題点の解決策を見つけるための問題解決型思考を助けるツール、育てるツールです。

ロジカルシンキングになるために

問題解決型思考になるために大切なことは、患者を含めた全体像の把握、そして今おかれている患者の病態、心理状態の把握これを含めた現状把握が一点です。

二点目は何故そうなったのかの過去からの時間の流れや要因、原因の分析です。

三点目は問題点の把握です。

四点目は問題点の解決策を導くこととなります。

これら一連の流れへと導くのが関連図でもあり、それにより獲得するべき問題解決型思考が看護の現場に必要と言えるのです。

おかえりなさい
管理人のおかえりなさいです。現役看護師×ブロガー×医療系ライター。ご依頼はお問い合わせからお願いいします。

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