ナイチンゲールにはなれない!

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看護師の仕事・収入・資格

命の重さってどのくらい?医療現場で取り交わされる命の判断とは!?

命の重さってどのくらい?医療現場で取り交わされる命の判断とは!?

命の現場で働く看護師のおかえりなさいです。

命は無くなったら帰って来ませんよね。

だから患者さんにおかえりなさいと言えるのは今だけかもしれません。

命の重さってどれくらい?

看護師の仕事をしていると時々悩む事があります。

それは命についての悩みです。

命を救う現場で働いているのに看護師自身はその命に悩まされてしまうのです。

医者でもないのにです。

医療現場では特に病院では命を救うか救わないかの判断に迫られる事があります。

嘘のような話しですが本当にです。

医療従事者とトリアージ

一番有名な話はトリアージです。

災害現場等で多くの傷病者が出た場合に行うアレです。

あっ、ドラマとかで見たことありますよね。

地震や、大規模工場火災、もしテロが身近でおきてしまったら?

これらは実際に起きている事です。

もし我々医療従事者が現場に居合わせたら、また災害救援派遣等に行くとしたらまさしく危機的な判断を迫られます。

トリアージタッグといって、負傷者、傷病者に対して助かる見込みの有無を示す示す記しを付けなくてはいけません。

【トリアージの実施基準】
傷病の緊急度や重傷度に応じ、次の4段階に区別します。

優先順位
分 類
識別職
傷病状態および病態
第1順位
最優先治療群
(重症群)
赤(I)
命を救うため、直ちに処置を必要とするもの。窒息、多量の出血、ショックの危険性のあるものなど。
第2順位
待機的治療群
(中等症群)
黄(II)
多少治療の時間が遅れても、生命に危険がないもの。基本的にバイタルサインが安定しているもの。
第3順位
保留群
(軽症群)
緑(III)
上記以外の軽微な傷病で、ほとんど専門医の治療を必要としないもの。
第4順位
死亡群
黒(0)
既に死亡しているもの又は明らかに即死状態で、心肺蘇生を施しても蘇生の可能性のないもの。

トリアージについて

助かるべくして助かる患者を救う振り分けを行う必要があるのです。

命の重みはみんな一緒であるはずなのにです!

医療従事者の立場の皆さんは日々の看護の中で自分たちが背負う命の重さに耐えられなくなり退職してしまうかもしれません。

トリアージの件に触れましたが、私自身災害現場の看護に関わった経験はまだありません。

勤めていた病院が実際にテロにあわれた傷病者を受け入れたことがあるそうです。

こんなにも身近にテロが起きる可能性があるのか、そんな時自分は冷静にトリアージという役割を果たすことすらできるのか…。

当時まだ看護師になって間もない時代に色々考えさせられた事を思い出しました。

今でも実際にそういった現場に居合わせたらと、考えたくは無いですが考えなくてはいけない問題なのです。

命を背負うという言葉がありますが、私は一看護師として命を背負うだけの責任があるかと問われると、全てのものに同じ命の重さが与えられているとしたらその重さまでは責任をおえないと思います。

命の重さは貴方も私も同じです。

自分を守ってこそ誰かを守れます。

命の重さに悩む看護師さん、どうか重責に耐えられずに潰れてしまわれぬことを祈ります!

終末期医療とDNR

終末期医療に携わる看護師にとって避けては通れないこと、それは助かる見込みの少ない患者への延命治療のこと。

災害現場でのトリアージについて先ほどお話しましたが、具体的に遭遇するのはこちらの方でしょうか。

DNRという言葉では蘇生する可能性が高いのに、治療するなというイメージが強いのに対して、DNARは蘇生の可能性はもともと低いので、蘇生を試みることを控えるという意味を込めて用いられており4)、この項でもDNARを用いることにする。

DNAR、延命治療の中止

上の意味合いでいきますとたしかにDNRは酷いという印象、イメージになるのですが、それをDNARと言い換えたとしても助からないとわかっていながらも助けたいというのが人情というものです。

あなたは患者・家族であるのならこのDNARという言葉を覚えておいて下さい。

高齢者の終末期医療に関しては寿命のまっとうという捉え方も加わりますので、DNARという判断をする場合も決して少なくありません。

ただし、急に医師から延命はどうしますか?と問われた時に、また一刻を争う時なら貴方なら答えられますかということになります。

私達は病院の中で日常的にDNR・DNARという言葉を使います。

患者・家族としては大変聞き慣れない言葉でしょう。

私達看護師は医師からの終末期医療に対するインフォームドコンセント(IC)に立ち会います。

そしてDNR・DNARの意思決定を決める際にも立ち会うのです。

これは命の重さを決める事ではありません。

命を尊重し、これまでの人生に敬意を払い最後の選択を代弁するのです。

終末期医療に際し、いざという時のために家族通し、当事者を交えて話すことはあるでしょうか。

いざという時に当事者(患者)は物言えない状態であるのです。

私は看護師としてこういった選択の場面を何度も見てきましたが、もし、患者が遺言を残す人であるならば、遺言の中に最後の医療を自分自身で選択するのも一つだと思いました。

こんな言葉を投げかけているページを見つけましたよ。

自分がいつ死ぬか知ってますか?

なんだか穏やかじゃない語りかけですね。

おかえりなさい
管理人のおかえりなさいです。現役看護師×ブロガー×医療系ライター。ご依頼はお問い合わせからお願いいします。

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