看護師おかえりなさいの教科書には載らない情報共有所

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看護師の仕事内容・資格

災害時に看護学生も知っておくべき救護区分と最初にとるべき行動

災害時に看護学生も知っておくべき救護区分と最初にとるべき行動

看護師の仕事は病院や施設で勤務する事が多く、中には在宅看護や災害現場への派遣等の仕事をされている方もいます。

先ずは病棟勤務が基本となる看護の仕事はその建物で災害に遭遇した際の対処方法を知っておく必要があります。

病院内の患者一人一人についている救護区分とは?

病棟で入院されている患者には一人一人にカルテがあるように、救護区分が一人一人にあります。

救護区分とは患者のADL(日常生活動作)に基づいて分けられた、いわば災害時の対処方法の一つともなります。

救護区分は赤・黄色・青など信号機の様に配色が決められており、病院によっては多少色が違うようですが、概ねたくさんの人の手助けが必要な赤は担送といって、ベッドやストレッチャーが必要な2人介助が必要な事を指します。

また黄色は護送といい、車椅子等の1人介助が必要な状態です。

青色になると介助自体はなくとも歩けるとなり、独歩という言葉で現されます。

このような救護区分は患者のカルテや、ベッドネーム、ナースコール、病室の入口等に表示されています。

これはとっさ時にその患者をどのように移送、救護すればよいのかを瞬時に判断するだめです。

なので対処出来る人数もあらかじめ判断しやすく、いざというときにその患者を移送するために何人救援を呼べば良いのかが明確になります。

いざ災害時に看護師や看護学生が行うべき行動とは?

その病棟の看護師の場合ならあらかじめ災害訓練等を身につけている可能性ありますが、こと看護学生にしたら実習先で起きた被災という形になります。

避難経路や、消火手順や、防災用品の場所など把握しきれているでしょうか?

おそらくはそこまで案内を受けていないケースが大半では無いでしょうか?

まさか学生の立場で実際に災害に遭遇した場合火事など、いざなれば、訓練を積んでいるいないに関わらず、一人の人として何が出来るかの判断に迫られるでしょう。

しかし、学生という立場上正しい判断は、先ずは事態を把握し自分が第一発見者となった場合は、先に教員や指導者など自分が指示を受けれるように報告をします。

慌てと誰もが避難口に殺到すれば更なる事故をおこしかねません。

そして何よりも優先すべき事は自分自身を守る事だと病院のスタッフは教育されていることでしょう。

私もいくつかの病院に勤務しましたが、医療安全の院内研修を受けた際は必ず、患者ではなく先ずは自分自身を守る事が大事たと教わりました。

始めて聞いた時にはエエ-!!!と思いましたが、実は一番大事な事なのかと後からわかりました。

看護師は自分の命と引き替えに患者の命を救えるような仕事では無いですよね?

知識と医療チームと連携し、そのなかで出来ることに力を注いでいるだけなのです。

自分自身を守ってから他人を守る

これは他者を救護するためには自身が安全でなければかなわないからです。

例えば火の海と化した建物の中に飛び込んで誰かを救助出来るでしょうか?

私たち看護師は消火活動や、救援活動のプロでは無いのです。

自身の身の安全を先ずは確保し、上の者から指示を受けれるようにしましょう。

現場のスタッフでもこの点は意識して行動をとるべきところですから、看護学生は自分が巻き込まれないようにすることも大事です。

自分自身が巻き込まれたらあなた自身が救援を受ける必要がでるため、人的被害が大きくなる可能性が高まります。

看護を志す看護学生や、新卒の看護師の場合って命を救うんだっていう意気込みで思わず周りを見ずにまっしぐらに救護に向かう可能性があります。

そのような気持ちはある意味常に持っていたいものですが、それにより一人の思い込みで被害を拡大させてはなりません。

災害時は病院全体が一丸となり最良の対処が行われるように協力し、避難や救援がスムーズに行われる必要があるのです。

それでもいざとなったら看護学生がチームの一員として患者を移送したり、救護する可能性はゼロではありません。

そんな時に基本的な事ですが救護区分について知っていると何かの役に立つのでは無いでしょうか?

救護区分は必ず看護師になると意識する区分ですので覚えておいて下さいね。

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管理人のおかえりなさいです。元介護士、現在は看護師、医療系ライター、一児のパパ。奥さんは年下の先輩ナース。お家でも逆らえません。看護の教科書には載らない話を共有しましょう。寄稿・その他のご依頼は お問い合わせ からお願いいたします。