ウソ?本当!これでスッキリ精神科看護師にあるある5つの疑問の真相とは⁉

ウソ?本当!これでスッキリ精神科看護師にあるある5つの疑問の真相とは⁉

精神科看護師としてこの度デビューしました私にとっては精神科という特殊な環境下にある精神科病棟、そしてそこで勤める看護師としての仕事内容にしても入職してみなければわからない部分も多々あり、実際に他病院からの転職をはたし精神科勤務を始めてわかった部分をシェア出来たらと思います。

内容としては精神科という病院、病棟、また看護師の仕事内容にまつわる噂は本当なのかを公開します。

精神科看護師は男性ばかりである

一時期看護師に男性がなるといった選択をする場合にはその行き先として精神科が必然的にあるという時代があったそうです。

つまりは今ではそうではないと言うのかと言えば、またそうでもなくやはり精神科看護師には男性が多めなようです。

それにはいくつかの理由があります。

精神科の患者は妄想や幻聴などがみられたり、時には興奮したり攻撃的になります。

そのため一般科と比べて暴利暴言がどうしても避けられない面もあり、対応にはそれなりに力やそういった患者に負けないだけの、気持ちや体力なども必要になります。

男性が多めに必要なのはそういった対応のためです。

しかしながら、女性だからと言って暴言、暴力のある患者の対応が出来ないわけでは決してありませんよね。

気持ちでは男性より強い女性看護師はたくさんいますし、おとなしい男性看護師も全体的には多いですよね。

それでも精神科看護師には男性が多めであり、一般科にはいないタイプの格闘家タイプの看護師もいるものでこういった体力面でも精神面でも強い看護師はさらに必要とされるのも精神科看護師の特徴でしょうか。

かといって穏和で力に自信がなくとも勤まるのも精神科の特徴なのです。

反対の事を言っているようにも聞こえますが、精神科では様々な患者さんがいるため、興奮したり攻撃的になっているような患者さんばかりではなく、鬱になったり、活動性が低下した患者さんもいます。

そういった気持ち的に弱くなっていたりする患者さんには見た目にも優しそうな、話を聞いてくれそうな看護師も必要となるからです。

かつては一般科での男性看護師の受け入れ体制が整わず、さらには精神科看護師に男性が必要とされるといったベースがあったため、精神科看護師は特に男性看護師が多めのイメージは特に強いものであり、実際にもそのような時代がありました。

今ではほどよくいろんな診療科に男性看護師が勤めているようになりました。

精神科病院は常に恐く危険な場所

かつては私もこのように考えてはいたのですが、それはあまり一般的に精神科病棟に立ち入る機会もなく、どんな患者さんがいるのかもわからないといった、社会的にも認知率が低く、イメージすらつきにくいといった背景に精神科があることも理由の1つです。

実際に精神科看護師として勤めてみましても、常に恐く危険な場所では無いことを知りました。

備えあればなんとかです。

精神科の患者は常に脱走を企てている

精神科病院に勤めていると他の病院と徹底的に違うのは、もちろん施錠された閉鎖的な空間があるということです。

精神科の病棟が暗くてじめじめした独房のようなところであれば、まあ誰しも脱走したいと思うのはふつうの感情と思いますが、精神科の患者さんは必ずしも罪を犯して入院しているわけでもなく、誰もが隔離される必要はないのです。

ただし、自傷や他害の恐れのある患者さんには本人及び周りを保護するために隔離室に入室して頂く場合があります。

また隔離室のような特別な管理が必要な個室だけではなく、精神科病棟自体急性期のような病棟では閉鎖病棟といって、病棟の出入り口や、各部屋の窓、非常口などあらゆるところを施錠された病棟があります。

それらもいわゆる閉鎖的な空間であり、鍵があることをのぞけば一般科のような見た目にはなっていたりします。

このような閉鎖的な病棟であっても入院している患者さんは大きく2つに分類され、任意入院なのか、医療保護入院なのかという大前提が患者層としても違いが出てきます。

つまりは任意での入院は本人または家族が望んで入院したいと考えて入院したケース。もちろん医師からの入院しての治療の必要性の説明があったり、家族の説得があったりと必ずしも本人が100%ノリノリで入院してきたとは限りませんが、少なくとも医療保護入院の場合のそれとは異なります。

また必ず任意入院には本人の入院への意思が必要です。

医療保護入院とは、入院しなければ、自傷他害の恐れがあったり、日常生活を送る機能が著しく困難な場合にかつ本人の判断では入院の必要性を理解出来ないほどに精神症状、認知機能が低下した状態で入院してきますから、退院してやろう、脱走してやろうと行動に移すリスクははるかに高いと言えます。

任意入院と医療保護入院だけではなく、精神科病院の入院形態には以下の入院形態があります。

このように閉鎖的な病棟であっても、患者さんの入院形態には大きく違いがあるのです。

ですので、仮に閉鎖的な空間ではなく、出入り口のドアが施錠されていなくとも、出ていく必要性を感じない患者さんもいますし、逆に出ていきたくない患者さんもいるわけです。

ですので皆が皆脱走したいと感じているわけではないのですが、いつ精神状態が変わるとも言えないので、閉鎖病棟には閉鎖病棟なりの管理が必要なのですが。

精神科病棟では働く看護師もメンタルが不安定になる

これは恥ずかしながら私自身も精神科に入職するまでは不安でした。

しかしながら、実際に勤めてみたらどうでしょう。

こんなに穏やかな気持ちで看護師として働けるのだなと安らかに働く自分がいました。

これにも個人差があるかとは思いますが、あと精神科にも合う合わないはあるはずです。

特に言われるのは精神科で勤めるからには、患者さんに対して衝動的になってはいけないことです。

これは当然と言えば当然です。

怒ったり興奮したりしている患者に対してこちらも毎回おんなじペースで怒ったり、強くばかり言ってはいけません。

また患者さんと同じようにイライラしたりしては正しく看護は行えませんよね。

そのような際には患者さんの状態を理解し、気持ちを察する観察力や患者さんや周りへの対応力が問われます。

他には仕事上の感情を家に持ち帰るのも良くないです。

患者さんに感情移入し過ぎたり、あんな風に接してしまったなど、看護師が自分自身を責めすぎてその感情を仕事外にまで持ち帰るのもメンタルコントロールとしては良くないです。

精神科看護師全てが完璧なコミュニケーションスキルをもつ人間っていうわけではないので、自分に出来る職場での役割意識をもちまた自分のペースで精神科看護師としてのスキルアップは目指せば良いのです。

このあたりは長い目で見た精神科看護師としての歩み方を自分で作って行けるという感じです。

私が見てきた、他の一般科にはない精神科看護の特徴ではないかと思います。

病棟ではやはり、一般科に勤めている頃とは遥かに患者さんに関わる時間も増えましたし、自分自身が癒されていくような感覚さえも覚えました。

そのようなメンタルが安定した状態でまた患者さんへ関わりとしてフィードバックし、患者さんへの治療の助けとなれば嬉しいですね。

精神科看護師ではスキルが低下していく

これはよく言われる事ですが、精神科看護師は一般科に勤めている頃とは比べて医療処置が少なくてそのような処置のスキルアップは望めないという特別なイメージがあります。

少なくとも私はそれがどうしたという気持ちですが、スキルなど高いと思われない方がある意味楽です。

というのは一般科等でもそうですが、若いころは処置等、点滴や採血、医師の処置の介助(気管送管や、CVの留置)など出来なくてはならないといった焦りもあり、スキルアップしなくてはと常に頭にありましたが、出来たら出来たらでそういう看護師には採血や、点滴のルートキープ等の処置が多く回ってきます。

話は戻しますが、精神科看護師にも採血等の処置は割りとあります。

一般科とは違い日勤帯で採ったりするのですが、また私が勤める病院では心電図の入院時ルーチンチェックも看護師がするようです。

これは入院時に外来で採血や心電図、レントゲンといった一般検査がいきなり行いにくいのと、外来ですぐに検査をする必要性が少ないのも精神科の特徴ともいえます。その分病棟看護師がするのですが。

これらをこまめにやれば、意外にも処置は少なくもないです。

やっぱりそれでも医療処置の少ないのは精神科の特徴ではあります。

医療処置のスキルアップをまだまだしたいのであれば、精神科ではなく、その他の一般科で勤めるといった選択をする事になりますね。

看護師の資格カテゴリの最新記事

拡散中
拡散中