膀胱炎の予防の方法 正しい知識と大切な習慣

膀胱炎の予防の方法 正しい知識と大切な習慣

膀胱炎のメカニズム

膀胱炎はなぜ起きるのでしょうか?

私たちが食べ物や、飲み物などから体内に水分を摂取し、それらが最終的に膀胱に溜まり、そしておしっことして排泄する。

そんな最後の部分に膀胱炎が起きる仕組みがあるのです。

尿は最終的に尿道を通って体外に排泄されますが、尿道口と肛門は隣接しており、便やその他の陰部周辺の常在菌などが尿道口を通して膀胱炎膀胱内への流れ込みが起きます。

これらが過度に悪さをした状態から膀胱炎は起きます。

私たち看護師はかつて膀胱内は無菌状態であるとの教えを受けたこともありますが、実は膀胱内は絶えず細菌類が流れ込んでいるため全くの無菌状態とは言えません。

膀胱内で悪さをする細菌類の増加によって膀胱内粘膜への炎症が生じます。

膀胱炎になるとこの膀胱内粘膜の炎症から様々な辛い症状を引き起こします。

膀胱炎のつらい症状はたくさんある

一生のうちで一度や二度かかったことのある人も多いでしょう膀胱炎とは

膀胱炎とはその名の通り膀胱に起きる炎症またそれによる様々な症状を呈します

膀胱炎になると次のような症状が現れます

  • 排尿時の痛み
  • 残尿感
  • 血尿・尿の混濁
  • 頻尿とストレス
  • 発熱や腰痛

排尿時の痛み

膀胱炎になると膀胱内粘膜の炎症などに伴い、排尿時に尿道炎陰部か腹部に痛みを覚えることがありますが、これらは膀胱炎の辛さの一つです。

またこの痛みは尿意を我慢している時にも起こることがあります。

残尿感

膀胱炎により膀胱粘膜のへの刺激が持続し常に膀胱内に尿が残っている感覚、また尿が漏れるのではないかという感覚になります。

血尿・尿の混濁

膀胱内粘膜に起きる炎症によってその粘膜が傷つき尿に血液が混じることによって尿が赤くなる血尿という症状が起きることがあります。

また膀胱内粘膜の炎症を抑えようとする体内の働きとして免疫作用として白血球の活動が活発になり、それらの死骸が尿中に排泄されるため、尿が白濁し濁って見えます。これらの影響として悪臭を伴うことがあります。

頻尿とストレス

膀胱炎になると膀胱内粘膜の刺激により、膀胱周囲の違和感や痛みより尿意も頻回になります。

1日20回程度までであった排尿回数も膀胱炎になると一気に20回から30回というとても多い回数の排尿パターンとなってしまいます。

排尿回数が多いといってもこれは膀胱炎による尿意の増加のためであり1回あたりの排尿量が増えるわけではありません。

膀胱炎になるとこのように頻尿になるため、仕事の最中であったり勉強の途中であったとしても常に尿意に苛まれます。

このためトイレに行かなくてはならないという緊張感、尿が漏れるのではないかという不安感、物事に集中できないというストレスが問題となります。

発熱や腰痛

膀胱炎になると膀胱粘膜の炎症を抑えようとする免疫活動が起きるため、体は発熱をすることによって対応しようとします。この際高熱に伴って腰痛を引き起こすこともあります。

膀胱炎を予防しよう

正しい知識と正しい排尿習慣

膀胱炎は正しい知識をもち、膀胱炎のメカニズムを知り適切に対処することで予防効果が期待できます。

膀胱炎は私たちの体の構造上男女差として女性に起きやすい病気です。

女性の尿道の長さは4㎝程度しかなく、男性の18~20㎝と比較して圧倒的に短いのです!

これは男性と女性との陰部の構造的違いがあるからです。

また女性は膀胱自体が男性の容量より、小さく尿の貯留が400cc程度で一杯になってしまいます。

女性は恥じらいという側面からトイレに頻回に行くことに対して抵抗感があることもあり、膀胱容量の小ささも影響し、水分を控える傾向のある方が多いものです。

このような習慣から膀胱炎に細菌類が増加しやすく、膀胱炎になりやすいといわれています。

尿道が短く物理的に細菌類が侵入しやすく、水分摂取や排尿を控える習慣からも膀胱炎になりやすいのです。

これらに対する膀胱炎の予防方法はズバリこまめに水分を摂取し、恥ずかしがらずにトイレに行くことです。

排尿をする行為により、膀胱内の細菌類を排出することは膀胱炎予防として重要なのです。

膀胱炎にならないためには体の抵抗力や、免疫力が予防には欠かせません。

これにはからだ暖めが適しています!

体を暖めよう!

体の免疫力や抵抗力を高めるには体温を下げない、冷やさない努力が大切です。

体温と血流の繋がりを少し考えてみます。

免疫力の要白血球は細菌をやっつけてくれる働き者、この白血球は血流に乗って移動しますが、体温が下がると血流は悪くなるので白血球を十分に体に行き渡らせるには体温を下げないことです。

ストレスホルモンは体温を下げる

ストレスによって体温が下がるとはイメージに繋がりにくいかもしれませんが、ストレスによって増えてくるストレスホルモン(コルチゾール)は私たちの体の筋肉を分解する作用があるのです。

筋肉は基礎体温の上昇には必要であり、筋肉量を減らしすぎないためにも、ストレスを溜め込まず筋肉を維持するためにも適度な運動を心がけましょう。

おさらい

最後に膀胱炎とは膀胱内壁に生じる炎症であり、膀胱内への細菌類の侵入により起きる病気です。

膀胱炎は男性より女性の方がなりやすい特徴があり、水分摂取を控えたり排尿を控えることによって起こります。

膀胱炎にならないためにはその予防法が大事です。

体を冷やさず体自体の免疫力抵抗力を高め、正しい排泄習慣を身につけましょう。

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